2023年05月24日 10:00

冬季産業再生機構は、ビズリーチが運営する即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」と連携協定を締結し、「冬季産業SDGsプロデューサー」を5月23日〜6月19日まで公募する。

インバウンド需要が回復するなか、訪日外国人に人気のスノーリゾート。一方、気候変動による降雪・積雪の減少で、将来はスキー場の存続難しくなる可能性もある。日本のスキー場の存続と成長のためには、雪資源を守りながら、インバウンド需要が見込まれる冬季産業を成長させる取り組みを、産業横断で推進できる産業経営人材が求められている。また、豊富な自然資源を有する世界の観光地では、エネルギー効率化によるコスト削減や、クリーンエネルギー利用への転換、リサイクルプログラムを運営するなど、自然環境を守るサステナビリティへの取り組みが推進されている。世界の旅行者の71%が「今後1年間において、よりサステナブルな旅を心がけたい」と回答しており、訪日外国人をターゲットとする冬季産業は、特にこのようなニーズに迅速に対応した経営が求められる。

今回、冬季産業再生機構は、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」で、産業経営人材を公募。同ポジションの人材は、観光を中心とした冬季産業の成長と、日本の雪資源を守る「スノーサステナビリティプロジェクト」を推進する。なお、「スノーサステナビリティプロジェクト」は、冬季産業における課題を分析したうえで、それを解決するプロジェクトのモデルケースをつくり、日本全国約400カ所のスキー場やスノーリゾートに関わる地域に働きかけを行う予定だ。

募集期間は5月23日~6月19日。

公募ページ