2023年05月23日 15:59

渋谷未来デザイン主催「SOCIAL INNOVATION WEEK 2023(SIW)」の11月開催に向けたアクションとして、文化服装学院の学生が参画した「SIW CONECT 渋谷のお土産を考えるプロジェクト」が始動した。

同学院ファッション流通高度専門士科4年の「次世代ファッションビジネス」の授業とのコラボレーションで、学生が考える渋谷のお土産アイデアのプロトタイプを、11月に開催するSIWで発表する。渋谷のお土産を考える体験を通し、実践的なプランニングを学びながら、社会的課題の解決策と可能性を産官学でデザインしていく。

渋谷未来デザインは、2019年のSIWコンテンツ連携、2021年・2022年のSIW Studentアンバサダーなど、学生連携の取り組みを実施。多様性あふれる未来に向けた世界最前線の実験都市「渋谷区」をつくるイノベーションプラットフォームとして、産官学民の強化をはかり、渋谷の街で学びの場を創出するべく授業連携の企画を立ち上げた。授業の狙いは、実践的なマーケティングを体験しながら学べること。また渋谷の課題を考えることで、まちへの興味関心を喚起し、学生同士や学生と企業との繋がりを創出する。

今後の授業では、課題の抽出や市場動向などの調査と商品コンセプトの設計を行った後に、実際のアイデアを具現化したサンプルを制作。中間発表会を経て、11月のSIW期間中に会場での展示と発表を行う予定。学生の自由な発想と社会課題を掛け合わせた、渋谷ならではのお土産に期待が集まる。