2023年05月23日 15:42

日経BPは、5月23日、マーケティング&イノベーション専門メディア「日経クロストレンド」が作成した、半期に一回の独自調査「トレンドマップ 2023上半期」を発表。「マーケティング」「テクノロジー」「消費トレンド」において、注目される全88キーワードをランキング化した。

マーケティング、テクノロジー、消費の3分野は変化が激しく、様々なバズワードが飛び交っている。この中から、中長期的に注目すべきトレンド(潮流)の見極めを目的とし、日経クロストレンドの活動に助言する外部アドバイザリーボード約50人と、編集部の記者など各分野の専門家の知見を集約。その分析結果を、「現時点での経済インパクト」と「将来性」の2つのスコアでマッピングした。

22年10月に実施した前回調査と比較し、今回、将来性スコアが伸びたトップ3は、マーケティング分野では「音声SNS」「チャットbot(対話型AI含む)」「ジオターゲティング(位置情報・人流マーケティング)」。また、テクノロジー分野では「VUI(音声ユーザーインターフェース)」「人間拡張」「スマートフォン」、消費トレンド分野では「越境EC」「インスタ映え」「ナイトタイムエコノミー」だった。

一方、経済インパクトは、全体でスコア上昇率がトップだったのは、消費トレンド分野の「Z世代」。そのほか、マーケティング分野では「クッキー代替技術」、テクノロジー分野では「バーチャル・ヒューマン・エージェント(VHA)」が、それぞれジャンル別で高い伸びを示した。