2023年05月19日 16:36

2014年から2015年にかけて連載され、アニメ化・実写ドラマ化もされたコナリミサトさんの漫画「珈琲いかがでしょう」。校條拳太朗さんらによる舞台が、5月17日より、シアター1010で上演中。初日に先駆けて行われた囲み取材に、校條拳太朗さん、太田奈緒さんらが登壇した。

見所を尋ねられた校條さんは、「目で見て楽しむのはもちろん、色々な音、そして香りと、五感を駆使して体感してもらえたら」と話す。作中では実際に珈琲を淹れるシーンもあり、太田さんは「稽古中も珈琲豆の香りがしていたり、休憩中に校條さんやみくさんが豆を挽いていたり、一日中珈琲の香りで癒される特別な時間でした」と振り返る。

物語は原作をベースに、オムニバス形式で進む。各話がぎゅっとまとまっているものの、キャスト陣はキャラクターたちの個性やチャームポイントをしっかり見せ、愛すべき人々を描き出している。舞台オリジナルのキャラクターもいるため、原作やドラマのファンも、新鮮な気持ちで楽しめる。

また「舞台を通して開催地である千住を盛り上げたい」という制作会社の想いに、舞台上演地である千住の喫茶店やカフェが応え、コラボ企画を実施。協力店舗は17店。出演者の一人でありバリスタ資格を有する元宝塚歌劇団所属の花陽みくさんが、公演1カ月以上前から店舗を巡り、各店の特徴をInstagramで紹介している。舞台来場者にもカフェを巡ってもらうため、千住珈琲MAPも制作。チケットを対象店舗に提示すると、舞台オリジナルコースターをプレゼント。詳しくはこちら