2023年05月19日 12:18

豊田市は、トヨタ紡織と協働で、鞍ケ池公園の園内移動モビリティを活用した実証実験を5月19日より開始する。

今回の実証実験は、市内の公園や公共施設等への来訪者の「施設内での移動」に、「楽しみながら移動する」という付加価値を持たせ、滞在時の満足度の向上につなげることを目的としている。実証内容は、「情報通信機器及び音響機器を搭載した園内移動モビリティの車内において、車両の走行位置に合わせた園内紹介のナレーションや、移動を冒険に見立てたストーリーに合わせた音響や座席の振動を組み合わせたエンターテイメント体験を利用者に提供」、「利用者に対し、上記の体験の満足度などの調査を実施」、「効果を検証し、鞍ケ池公園を含む他の公共施設への同様の仕組みの導入を検討」。

この実証実験は、豊田市つながる社会実証推進協議会の取組として行う。豊田市つながる社会実証推進協議会は、2016年10月に、新エネルギーやAI・IoTなどの先進技術の実証・実装による地域課題の解決を通じて、市民生活の安全・安心の向上、新産業の創出、産業の多角化、先進実証都市としての魅力向上を図り、豊田市及び国内外の持続可能な社会形成に貢献するため、豊田市と企業や大学をはじめとした団体とともに発足した協議会だ。

利用料金は、中学生以上:300円、小学生:150円、小学生未満:無料。実証期間は、5月19日~22日、26日~29日の合計8日間。実証時間は、期間中の9時~正午、13時~16時。実証場所は、鞍ケ池公園(豊田市矢並町法沢713‐2)。

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