2023年05月08日 16:21

愛知県犬山市にて1974年に創業した、日本料理店「関西(かんさい)」。同店の板前が2 年の歳月をかけ、本格和食を特別に考案した調理法で、冷凍しても美味しく、また全国に発送できる嚥下食「口福膳(こうふくぜん)」を開発した。本商品は、単に栄養補給ということではなく、家族や友達と楽しく美味しい「ひととき」を過ごせるよう、見た目と味に徹底的にこだわった逸品。

加齢に伴い摂食嚥下機能は低下し、高齢者における摂食嚥下障害の有病割合は 16~23%であり、75歳以上では 27%に増加する。75歳以上の高齢者は2020年で1872万人。25年には2180万人、30年には2288万人と、増加が予想されている。そこで、お祝いの席や親戚の集まりなど、摂食嚥下障害であっても食事が楽しめるよう工夫をこらした。

華やかな盛り付けで、味はもちろん見た目にこだわり、食べる意欲をそそる。摂食嚥下障害のある本人だけでなく、健常者も楽しめる味と美しさを追求。家族や友人と一緒の食事を食べることができる。さらに、国産鰻は白焼きから、はまぐりは殻から身を取り出し、ステーキは上質な国産牛を使用。会席料理で使用するこだわりの本物食材ばかりを手作りで調理した。

付属のかつお出汁あんをかけることで、風味を損なわず嚥下レベルに合わせて適切なやわらかさまで調整することも可能。本商品は冷凍になっているため、好きな時に好きな分だけ温めて食べることができる。華やかな演出で、贈り物にも最適。誕生日ラッピングなどにも対応する。