2023年03月17日 19:07

アスカラボは、3月17日、3Dデータの公開や共有が可能なプラットフォームサービス「ENQU」をリリースした。ENQUは専用アプリを必要としないWebサービスで、3Dデータをアップロードするだけで自由視点で閲覧可能な3Dビューワを利用した公開が可能。画像や映像に代わる3Dの表現方法を、Webで簡単に体験できる。

近年のVRやARなど3D技術の普及・発展により、3Dデータを活用したコンテンツが溢れる時代となっている。一方で3Dデータを扱うにはまだまだ専門的な知識・技術・ソフトウェアなどが必要で、3Dデータの迅速に公開・共有・活用するには壁があるのが現状。

アスカラボはそうした課題を解決するために、3DデータをWebのみで簡単に公開できる「ENQU」をリリース。特別なアプリ・ソフトウェアを必要とせずWebのみでデータ公開が可能なため、3Dデータを公開するユーザと閲覧するユーザ双方に有益なサービスとなる。

ENQUでの3Dデータの公開は、そのサービスサイト上で3Dデータをアップロードするだけ。現在対応している3Dデータ形式は、Wavefront OBJ形式、FBX形式、glTF形式、zip形式。アップロードした3DデータはENQUサイトの3Dビューワ上で公開される。閲覧するユーザも特別なアプリのインストールなどを必要とせず、Webブラウザのみで3Dデータを自由な角度から閲覧することが可能。利用ニーズや機能面の調査のため、当面は無料にて利用できる。