2023年03月15日 16:21

高島商事は、SDGsへの取組みに対応した環境負荷の小さいサステナブル合成皮革を新たに開発し、3月15日から販売を開始する。今回、開発・量産化に成功した合成皮革には、蝶理社のリサイクル繊維素材「ECO BLUE(R)」と、有機溶剤を製造時に使用しない水系ポリウレタン樹脂を採用した。

近年、動物愛護意識の高まりなどを追い風に、リアルレザー(天然皮革)に代わるフェイクレザー(合成皮革)の需要が世界的に拡大傾向にある。そのようななかで、特にリサイクル素材や植物由来の素材といった、石油資源の使用を抑えたサステナブル合成皮革へのニーズが日々に高まっている。

こうした市場ニーズの変化を受け、高島商事では高品質、かつ高耐久なサステナブル合成皮革の開発を続けてきた。今回新たに販売を開始する製品は、新商品「#1070 エコブルーレザー」。高島商事が届ける、サステナブル合成皮革シリーズの第5弾。裏基布にリサイクル繊維「ECO BLUE(R)」を採用。有機溶剤であるDMF(ジメチルホルムアミド)を含有しない水系ポリウレタン樹脂を使用した、環境配慮型の高耐久合成皮革となっている。

高島商事では、年々高まりを見せるサステナブル合成皮革への要望に応えられるよう、これからも環境負荷を抑えた素材、生地づくりを推進していく。詳しくはこちら