2023年03月10日 20:26

阪急交通社は、西日本旅客鉄道と京都鉄道博物館の協力により、5月20日に特急「はまかぜ」(キハ189系)を貸切運行する。

阪急交通社創業75周年の記念企画として、この貸切列車を利用して関西の名所・名湯を訪ねる博多発着の旅3コースを3月10日に発売。JR大阪駅からJR京都駅までを貸切区間とし、「時刻表にはない路線」を走行する特別企画だ。

今回の企画は、「時刻表にはない路線」である「退避線」や「北方貨物線」など一般の列車は通常通ることがないルートを運行するほか、そのまま列車が京都鉄道博物館に乗り入れるなど魅力的な内容となっている。また、京都鉄道博物館では、3つの特別な体験企画を用意した。

貸切り乗車体験に加えて、関西の名所、名湯を訪ねるなど観光にもこだわった3つのコースから、希望に応じて選択できるように企画した。鉄道と観光の双方を楽しんでもらう記念企画となる。阪急交通社は、これからも多様化する利用客のニーズに応えるために、魅力あふれる旅を企画し、新しい価値を提案していく。

Aコース「新緑の日本三景天橋立と嵯峨野トロッコ列車3日間」は5月18日出発。旅行代金8万円(大人ひとり/2名1室)。Bコース「城崎・湯村・有馬3つの温泉街めぐり3日間」は5月18日出発。旅行代金8万円(大人ひとり/2名1室)。Cコース「3つの特別貸切列車と関西国際空港バックヤードツアー・ディープな旅3日間」5月20日出発。旅行代金10万円(大人ひとり/1~2名1室)。