2023年02月16日 09:59

シナジーマーケティングは、和歌山市と連携協定した関係人口創出モデル実証事業の施策「FAVTOWN wakayama(ファボタウン ワカヤマ)」の会員登録受付を2月15日に開始した。

和歌山市は、若年層の市外への流出抑制や、まちなかのにぎわいを創り保つため、専門性の高い分野の大学の誘致に取り組み、高校生・大学生の県外進学率の低下など、一定の成果を得ることができた。しかし、県外進学率は依然高い傾向にあり、生産年齢人口の低下につながっている。

シナジーマーケティングは、2022年10月17日に和歌山市と「関係人口創出モデル実証事業」に関する連携協定を締結。これに基づいた施策として、主に進学や就職などで和歌山市を離れる若者とそのふるさと和歌山市をデジタルの力でつなぐコミュニケーションサービス「FAVTOWN wakayama」をオープンした。同社では同実証事業を、2022年10月に開始した地域創生事業「re:connect」の一環として位置付けている。

「FAVTOWN wakayama」は、和歌山市にいま住んでいるひとや、卒業で地元を離れるひと、以前住んでいたことがあるひとも、いつでも和歌山市とつながれるコミュニケーションサービス。会員登録をすると無料で「ふるさと便」がもらえたり、はたちのつどい(成人式)や同窓会に関する案内、和歌山市の情報やお店のクーポンなどが届く。

実証期間は2月15日~6月30日。

公式サイト