創業77周年を迎えた業務用拡声器メーカー「ノボル電機」は、地元の大阪の工場と協力してつくったミニコンポ2種を、「GREEN FUNDING」にて2月10日より先行発売する。

本製品は、手のひらサイズのミニコンポをテーマにした Bluetooth内蔵1Wモノラルアンプと、金属製スピーカーをセットにしたホームオーディオ。アンプとボックス型スピーカーのセットと、アンプとホーン型スピーカーのセットの2機種を販売する。

スイッチ部は全て物理スイッチにこだわり、電源には味わい深いトグルスイッチを採用。ツマミやボリュームはアルミ棒から1つ1つ社内で削り出し、協力工場でブラスト処理とアルマイト染色を施した。アンプ外装は業務用の筐体に無色アルマイト染色後、ヘアライン加工を施し、業務用の堅牢性とインテリアとしての意匠性を並立。製造業の町、大阪にある協力工場の力を結集し、精密な板金加工、細部まで品質にこだわった染色・塗装が施され、エッジ部分まで美観にこだわった仕様となっている。

Bluetoothペアリングや出力スイッチには押し込み式ボタンスイッチを、ボリュームには物理的な増幅を堪能できるよう回転式ボリュームを採用し、レトロな雰囲気のデザインに仕上げた。電源はDC5V（USB電源）で駆動するため、モバイルバッテリーを活用すればキャンプやアウトドアなど野外でも利用できる。さらに、アンプの取付足部がスタッキングできる構造で将来の拡張性を持たせており、フェンダーやイコライザーの追加を予定。