MotionGalleryは、食、医療・福祉、ゲームといった様々な角度から地域活性化を目指す、広島呉市発の、3つのクラウドファンディングを開始した。

1つめは、パティシエ·・佐々木正旭さんによる、大崎下島にある久比地区での、規格外柑橘を生かした菓子店の開業を目指したクラウドファンディング。久比地区は柑橘栽培が盛んだが、人手不足で新たな販路の開拓や加工商品の開発も思うように進まず、さらに規格外の柑橘が安く買い取られ、毎年約1000tを超える柑橘が廃棄されている。こうした規格外の柑橘を適正な価格で購入し、島でしか食べられないスイーツや、オンライン販売を予定。リターンには甘夏のパウンドケーキや、 柑橘のボンボンショコラ、店内案内、収穫からお菓子作り教室体験などを用意している。プロジェクト詳細はこちら。

2つ目は、呉市内の急性期病院に勤務する看護師の伊藤由夏さんによるもの。呉市では初となるホームホスピスの設立に向け、自身またスタッフの研修、広報、資格取得に必要な費用の ためのクラウドファンディングを実施している。プロジェクト詳細はこちら。さらに、映像制作を専門とする小笠原海人さんは、呉市の倉橋島を舞台にしたVRゲーム制作のためのクラウドファンディングを実施。プロジェクト詳細はこちら。

これらのクラウドファンディングは、「呉市 ふるさと納税型クラウドファンディング」を活用。ふるさと納税と同様に、2000円を超える寄付額は税金の控除を受けることができるため、 実質2000円の負担で応援することができる。