3DCGマンガ制作会社マンガチューバースタジオは、ジェネレーティブAI を漫画制作ツールの一部として活用した国内初の本格的なオリジナルAIマンガ「のほほキッチン」を公開した。

マンガ「のほほキッチン」は、ジェネレーティブAI を漫画制作ツールの一部として活用した国内初の本格的なオリジナルAIマンガ。先進的な技術や手法は、近未来のマンガ制作環境を一足先に実現している。物語の舞台は、こわれて捨てられてしまったキッチンアニマルたちが住む王国。100万ゴールド貯めると人間の世界に戻れるというゴールがありながらも、一部のキッチンアニマルたちが、のほほんと王国での生活を楽しんでいる。

同社は、3DCG作画に特化したマンガ制作会社として2013年に設立された。2021年より、AIで画像を作画する手法の研究とコンテンツ制作に本格的に着手。2022年5月には、国内初の生成系AI画像を一部活用した マンガ作品「鼻毛の異能者」をリリースしている。「鼻毛の異能者」は、先月発表が行われた コルクスタジオ第1回「縦スクマンガ賞」で マンガ専科賞を受賞し、マンガ制作能力も 高く評価された。

なお、同スタジオの事業ドメインは分かりやすく「マンガ×AI」と表現しているが、言い換えると「ストーリーコンテンツ×生成AI」と表現することができる。近日中に複数の生成AI関連のサービスのリリースを予定。