2023年01月31日 12:54

オリィ研究所は、1月31日、テレワークに特化した障害がある人の人材紹介サービス「FLEMEE(フレミー)」を発表した。

同社は「人類の孤独をリレーションテックで解決する」をミッションとし、遠隔操作でありながら「その場にいる存在感」を共有できる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を中心としたロボットの製造、寝たきりになっても働ける実験店「分身ロボットカフェ DAWN ver.β(ドーン バージョン ベータ)」、分身ロボットを活用した就労支援サービス「AVATAR GUILD(アバターギルド)」、分身ロボット活用にこだわらないテレワークに特化した人材紹介サービス「FLEMEE」の提供を行なっている。

「FLEMEE」は、身体的・精神的な障害により通勤は困難なものの、就労意欲がありテレワークであればスキルを活かして活躍できる人材と、障害者雇用を推進する企業をマッチングするサービス。企業はテレワーク環境を整えることで、事務・営業・エンジニアなど、スキルを持つ障害者人材を採用できる。そのため、障害者向けの職種を新たに設けたり、職場のバリアフリー化といった環境整備を行ったりすることなく、一般的な採用活動と近いかたちで障害者雇用ができる。また、テレワークであれば地域の制約なく募集、採用が可能となるため、企業は都市部に限らず全国から優秀な人材を採用することも可能となり、人材不足の解消も期待できる。同社は「FLEMEE(フレミー)」により、障害者の雇用・就労問題に一石を投じることを狙っている。

FLEMEE