ｅロボティクスは、新型コロナ感染拡大防止対策に簡易陰圧装置の「HAPPY BIRD for 陰圧クリーンドーム 車椅子タイプ」を、今春から販売開始する。本製品はHEPAフィルター付き陰圧装置と使い捨てBOXを組み合わせた、画期的な感染症対策製品。

現在日本政府により、新型コロナ感染症法の分類が2類から5類への見直しが検討されている。しかし、これまで発熱外来を設置していなかった一般クリニックなど新たにコロナ患者を受入れる医療機関からは、コロナ感染対策の難しさによる課題を指摘する声も。

「HAPPY BIRD for 陰圧クリーンドーム」はこれら医療現場の最前線課題解決の一助になる、Withコロナ時代の感染症対策製品。一般的な陰圧装置は、部屋全体や病床周り全体を覆う形で換気する、大掛かりな設備になっている。しかし「HAPPY BIRD for 陰圧クリーンドーム」は、患者の呼吸域のみを換気する可搬型の簡易陰圧装置。患者搬送車両や病床確保に伴いコロナゾーニングが難しい病院で使用することで、ウィルス拡散による二次感染拡大リスクを軽減できる。

またドーム部は使い捨てなので、使用後の消毒など医療従事者の負担も軽減。利用者からの要望に応え、コストも同社従前品と比較して1／2程度に抑える事ができた。ベッド・ストレッチャータイプの寝姿勢から患者が少しでも楽な座位姿勢の車椅子タイプへ、小型軽量化やモバイルバッテリー採用による長時間使用を想定している。