2023年01月26日 15:54

外構工事のエキスパート「大幸造園土木(だいこうぞうえんどぼく)」社がサポートする、職人の育成を短期間で行うサービス「SHOKUNIN大学」が開講する。これに伴い、本プログラムに参加する受講生の募集を開始する。

建築業界の就労者数は減少の一途をたどっており、特に29歳以下の従事者は約1割程度。全体の3割を占める55歳以上の従事者の大半は、引退を目前にしている現状がある。しかし、職人業界は見習い、下働きから始まり、職人になるまでに非常に長い時間を要する。さらに、職人になるために必要不可欠な「技」の練習は、時間や資材に限りがある本番の現場作業ではなかなかできない。

同社では、これまで100弱の協力会社と連携を取りながら様々な工事を行ってきた。そこでそのノウハウを活かし、新人や若手スタッフを育成するのが「SHOKUNIN大学」。「練習させる場所がない」「教えられる人材がいない」などの悩みを持つ企業や親方に代わり、新人や若手スタッフを短期間で即戦力になる職人へ育成。企業や親方は、本業に専念することができる。

同プログラムでは、実技練習を行う専用のトレーニング環境で実践的な技術を学びながら、スキル習得を目指す。徹底したカリキュラムと反復練習により、1カ月というスピードで技術習得が可能。なお、一定条件を満たしている場合、雇用助成金が利用できる。この助成金は返済義務がなく、コストを抑えた人材育成が可能。受講対象者は16歳以上の男女。詳しくはこちら