2023年01月25日 09:57

メタバース推進協議会は、「地方創生×メタバース」をテーマとする「2023年度メタバース推進協議会 第1回全体共有会(記者発表)」を、1月23日にグランハイアット東京にて開催した。

同協議会は、メタバースは単一的なサービスに留まらず生活文化を形成、醸成していくものと捉えている。現実社会の人々の生活・営みをより豊かにするために「人のあるべき姿」を考え、新たな世界の形成が、現実社会の生活文化の健全な発展を目指す。新たな生活文化を浸透させるためには、単一的なステークホルダに依存するのではなく、現実社会を支えている人々と共に、「新たな世界としてのメタバース」を作り育ていく必要がある考えている。様々な企業・団体と連携しながら、人々の生活に根づくメタバースに向けた活動を推進していく。

全体共有会では、メタバース推進協議会の2023年度活動方針として、メタバースによる社会構造の見直し「未来のニッポン創成に向けて」を発表した。現在、日本を取り巻く現実社会では、未来のために解決しておきたい多くの課題が複雑に絡み合っており、「現実社会連動メタバース」が解決の一助となると考えている。ニッポン創成に向けた第一歩として、「地方創生×百年企業創成メタバース」という企画を発表した。これは、「地域社会における持続可能なまちづくり」と「創業百年超企業の、世界に誇れる100年ブランドの継承」の両輪を解決するメタバースを実現する、という取り組みだ。賛同する地方自治体を中心に産学官民の相互連携によって、地方創生と百年企業創成の2つの社会課題の解決に寄与していく。

メタバース推進協議会