2023年01月24日 12:24

このたび、衣服・ライフスタイル産業のサプライチェーンを変革するプラットフォームサービス「sitateru CLOUD」に、東レのグループ会社・日本アパレルシステムサイエンス(JASS)が出店。sitateru CLOUDの「生地・附属管理購入機能」で、JASSの約200種類のパターンデータを購入することが可能になった。

従来であれば作り手がパタンナーに依頼し、パターンデータを作成してもらう必要があるため、時間とコストがかかっていた。しかし、パターンデータをクラウド上で購入できると、短納期で必要な型紙を入手することが可能。また、制作したいアイテム一つ一つに対し、パタンナーにパターンデータを作成してもらうより、コストを抑えることができる。

さらに、アパレルアイテムを生産したことがない人や、ブランドを立ち上げたばかりの人など、経験がなくても気軽にパターンを入手することができる。縫製仕様書も付いているため、縫製工場への依頼も簡単に行うことが可能。今後、3D装着データ作成もクラウド上で発注することが可能になる予定。これにより、サンプルの代替として活用できるため、さらなるリードタイムの削減や、コストカットが実現できる。

今後もシタテルでは、「sitateru CLOUD」を通してサプライチェーンを革新し、「衣服づくり」のオープン化を目指していく。また、在庫を破棄しないサステナブルな仕組みを通じ、新たな衣服・ライフスタイル産業の未来を築くことを目指す。パターンデータ詳細はこちら