2023年01月23日 12:43

レストランXは、万人の専属シェフをコンセプトにしたテイクアウトおよびデリバリー専門店「客席のないレストラン」を今春に開業する。

近年の飲食業界を取り巻く環境は、新型コロナウイルスによる影響で様変わりした。テイクアウトやデリバリーの需要が高まりを見せ、電話やオンラインで注文を受ける客席を持たないデリバリーに特化した飲食店である「ゴーストレストラン」が急増。ゴーストレストランは、今ある店舗やキッチンを活用して新規事業を始められるため、人員や設備に係る初期費用を抑えることができるほか、取得済みの営業許可証で開業することができるといった利点がある反面、看板や客席を持たないため、その実態がわかりづらいといった側面も持ち合わせている。

きちりホールディングスのグループ会社・レストランXが今春開業予定の「客席のないレストラン」は、万人の専属シェフをコンセプトにあらゆる人の「食べたいもの、食べたいとき、食べたい場所」の衝動を満たし、時間や場所を問わない新しい時代に対応した形で、ウェルビーイング(良い生き方)が実感できる食体験を実現する。110店舗以上の飲食店を運営する、きちりホールディングスが蓄えた商品開発のノウハウが詰まったレシピやネットワーク、厳選した食材と確かな調理技術を活用して、和洋中10ブランドを超えるレストランクオリティのメニュー150品以上を揃える。注文はすべてアプリを経由した非接触で完全キャッシュレス。さらに、調理工程やスタッフの様子を可視化した大きなガラス窓を設置し、いつでも安心感のある商品を提供するテイクアウトおよびデリバリー専門店だ。