2023年01月20日 09:42

ESRは、福岡県朝倉市一木の3階建てマルチテナント型物流施設「ESR福岡甘木ディストリビューションセンター」(福岡甘木DC)が2022年12月27日に、契約率80%以上で竣工した。

ESRは経済・社会のデジタル化を支える先進的物流施設・データセンター(ニューエコノミー不動産)を軸とする、アジア太平洋地域最大・上場企業として世界第3位の不動産アセットマネジメント会社。開発においては「HUMAN CENTRIC DESIGN.」を基本理念に、同社施設で働く人を第一に考え環境にも配慮した先進的物流施設・データセンターの創出に力を入れている。日本では三大都市圏(首都圏・関西圏・中部圏)と九州に物流施設・データセンターを開発しており、アジア最大の延床面積を誇る「ESR尼崎ディストリビューションセンター」他28の物流施設を竣工させ、物流施設・10、データセンター・3を開発中だ。

九州はアジア各国への玄関口であり、福岡をはじめとする各県には空港、港、高速道路、鉄道の交通インフラが整っており、各県が物流網で繋がっている一大経済圏。豊富な水資源、広大な土地と温かい気候など環境の良さから、半導体・自動車・食品・製薬会社・化粧品など幅広い製造業の工場新設や増設の投資が相次いでいる。半導体受託生産の世界最大手企業が熊本県菊池郡に建設中の新工場が呼び水となり、福岡県でも半導体関連企業の拠点拡充が進み、特に完成品や原料を運ぶ物流のニーズが拡大中だ。「福岡甘木DC」はESRとして九州第1号、全国では28件目の竣工プロジェクトとなる。

所在地は福岡県朝倉市一木59-4。

ESR