2023年01月17日 15:15

アステリアと岡谷エレクトロニクスは、等々力陸上競技場で開催されたJリーグ2022シーズン全試合(12試合)に来場した観客に「スタジアム内施設の混雑状況に関する意識調査」を実施した。

本調査に参加した404名によると、観客席から混雑状況を知りたい割合が78%、そのうちの97%が、試合中や休憩中など、トイレが空いているタイミングでの利用を希望。これにより、利用者はポストコロナ時代における3密回避や、混雑回避目的として予めトイレの混雑状況を確認したいというニーズがあることがわかった。

混雑状況の確認に利用するツールについての調査では、スマートフォンが82%、案内モニター57%、オーロラビジョン25%での確認を希望。手軽かつ自分のタイミングで、手元のスマートフォンで混雑状況を確認したいというニーズが高いようだ。「トイレ利用状況可視化システム」導入については、利用者の72%に導入の支持を得ることができた。また、この調査ではトイレに限らず授乳室などの混雑する可能性があるエリアの状況も確認したいという回答も。多様なエリアで混雑状況を事前確認するニーズがあることがわかった。

今回の調査により、イベント参加者による事前の混雑状況の可視化ニーズが高いことが判明。アステリアと岡谷エレクトロニクスでは、ポストコロナ時代における感染対策を推進するため、今後もイベント会場だけではなく多様な施設での「混雑状況可視化システム」の展開を目指す。