2023年01月16日 09:30

SBI証券は、1月14日(予定)より、「貸株サービス」を拡充し、新たに「担保貸株サービス」の提供を開始する。

「担保貸株サービス」は、顧客が差し入れた信用取引の委託保証金代用有価証券について、信用取引の余力維持に活用しながら、顧客の同意のもと、機関投資家に貸付を行い、得られた貸株金利の一部を顧客に貸株金利として支払うサービス。顧客の株式が機関投資家に実際に貸し出された場合に、原則、従来の「貸株サービス」の金利よりも高い特別金利を付与する。貸出中の株式は、返却手続き等は一切不要で、顧客の都合の良いタイミングで売却・現渡を行うことが可能だ。これにより、保有している国内株式を、信用取引の担保としながら、同時に貸株金利が受け取れるようになる。

さらに、「担保貸株サービス」だけでなく、従来の「貸株サービス」も対象に、株主優待や配当金の権利確定日に貸し出している株式が自動的に返却され、株主優待や配当金を受け取れる「株主権利自動取得サービス」の提供を開始。これまでは株主優待の取得に限定されていたが、配当金の権利確定日に株主優待の権利確定がない銘柄の場合でも、自動的に配当金の権利を取得する機能を追加し、株主優待・配当金両方の株主権利を得ることができるようになる。同社は、今後も「業界最低水準の手数料で最高水準のサービス」を提供するべく、個人投資家の人々のさまざまなニーズに応え、コスト低減やサービス拡充に積極的に取り組んでいく。

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