2022年12月16日 09:56

サンロフトは、12月15日、保育動画配信アプリ「てのりの」に3つの安全新機能を追加し、バージョン3.0としてリリースした。

「てのりの」は、全国の幼稚園・保育園・こども園と園児家庭をつなぐ、無料の保育動画配信アプリ。リリースから約2年半が経過し、退園・転園・年度更新対応の強化が必要になってきたこと、また数多くの動画が配信されたことにより、園や保護者から新たな要望があがってきた。その中で、特に多い要望が「公開した動画が流出しないように一定期間で非公開にして欲しい」「途中入園の保護者に過去の動画が見えないようにして欲しい」などの、子どもの安全面を考慮したもの。これまでも、園と保護者向けのアプリとして、セキュリティや安心・安全の機能に力を入れてきたが、こうした要望を受け、今回のアップデートは更なる安全強化のための新機能を追加するに至った。

安全性・利便性を高める3つの新機能は、保護者のアカウント登録・一定期間での動画非公開・動画保管機能。園専用のコードによる管理に加え、すべての保護者にアカウント登録を必須とした。また、子どもが映った動画がむやみに多くの目に触れることを防ぐため、保育施設が公開した動画は、最大90日間で公開終了となる。さらに、保護者ユーザーに対して、動画保管機能の「保管箱」を追加。「保管箱」は、アプリ内の個人用フォルダで、保育施設から投稿された動画を90日以降も視聴することができる。今回、アプリ内で保管する機能を実装することで、スマートフォンへのダウンロードや他のユーザーへ共有されるリスクを回避する。

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