2022年12月01日 12:58

アリアは、マイクに装着するだけで簡易防音室並みの防音ができる「Voicease(ヴォイシーズ)」の国内販売を開始する。

「Voicease」は、場所や時間帯に縛られることなく歌を歌えるようにすることを目的で造られたボーカルサイレンサー。電子ピアノを始め、さまざまな楽器が電子化して一般家庭でも練習しやすくなる現在にあって、歌声はサイレント化の「最後の砦」だった。この難題を「Voicease」は解消。市販の手持ち型マイク(別売り)にセットして使用し、しっかりと口につけた状態でも、内蔵されたマフラーで音漏れを軽減しながら呼吸ができる。また、大きな歌口で、音楽的な歌声には必須の「鼻からの音」もマイクで集音される。内部の遮音・吸音に優れており、防音効果は約-20dB(音圧約10分1)以上を実現した。遮音には重量が伴うものだが、「Voicease」は600g(マイク含め約1Kg)と、片手で持てる重さだ。

「Voicease」は、当初のターゲットであった集合住宅での録音などを行うプロ/アマチュア音楽家に加え、開発経過の中で、スマホのアプリやゲーム機での自宅カラオケを楽しむ人や、夜に発信を行いたいVtuber、遠隔セッションを楽しむバンドマン、また声を職業とする人の深夜のリハーサルや、オンライン会議で周囲の音が気になる人にも今の時代の必需品として高評価された。

価格は2万4640円(税込)。

販売サイト「forwith」