2022年12月01日 09:57

大和ハウス工業は、「第23回グリーン購入大賞」において「大賞」を受賞した。

「グリーン購入大賞」は、グリーン購入ネットワークが主催している表彰制度。1998年に創設され、環境に配慮した製品やサービスを優先的に購入する「グリーン購入」の普及拡大に取組む団体を表彰し、一層の取り組みを奨励するとともに、活動事例の紹介を通じて「グリーン購入」を普及することを目的としている。

同社グループは、環境長期ビジョン「Challenge ZERO 2055」において、2050年までにサプライチェーンにおけるカーボンニュートラルの実現を目指している。その中間目標として、2025年度までに主要サプライヤーの90%以上が、SBT水準の温室効果ガス削減目標を設定できるよう、直接対話やワーキングを中心としたサプライヤーエンゲージメント活動を行ってきた。今回の受賞では、これらの取り組みが評価された。

同社は、2019年度から、サプライヤーによる温室効果ガス削減目標の設定、ならびに目標レベルの引き上げを目的として、同社および同社グループのフジタ、大和リースにおける主要サプライヤー企業203社に対して、「脱炭素ワーキング」や「脱炭素ダイアログ」などの環境啓発活動を行っている。こうした環境意識の共有と脱炭素への協働の結果、主要サプライヤーの温室効果ガス削減目標設定率は、2018年度の54.0%から、2021年度は87.7%まで向上した。また、SBT水準の目標設定率は、2019年度は18.1%だったが、2021年度は34.0%まで向上した。

大和ハウス工業