2022年11月30日 19:51

ソマノベースは、和歌山県田辺市等の地域事業者と協力し、世界遺産である熊野古道沿いにどんぐり回収BOXを設置した。熊野を訪る観光客や企業、若者、地域住民がどんぐりを拾うプロジェクト「三度(たびたび)」を開始する。普段何気なく目にする小さなどんぐりが、木となり森となり、そして自然を守る。世界遺産を舞台にした、数か月にわたる参加型の環境保全活動となる。

「三度」は、熊野古道沿いに「どんぐり回収BOX」を設置し、観光客や地元住民・企業等がどんぐりを拾うプロジェクト。回収したどんぐりは、ソマノベースで選別を行い、後に苗木として熊野地域に植林を行う。

田辺市協力のもと今年度実施された、日本能率協会マネジメントセンターが地域や職種を超えた交流により人材育成を図る「ことこらぼ」への参加をきっかけに、ソマノベースが都心の大企業と協働し企画している。

熊野地域の住民・事業者・熊野古道等を訪れる観光客・都市部の企業・都市部の若者など多くの人を巻き込み、関係人口を増やし、自分事として皆で熊野の森を保全すること。熊野古道沿いにどんぐりBOXを設置し、熊野の地を訪れる方に観光しながらどんぐりを拾ってもらい、どんぐりを回収。ソマノベースでどんぐりの選別を行い、後に苗木として熊野地域に植林を行う。

設置期間は、11月5日~2023年1月31日。設置場所は、古道歩きの里ちかつゆ、道の駅 紀州備長炭記念公園、世界遺産熊野本宮館(予定)、とがのき茶屋、滝尻王子(予定)。誰でも無料で参加できる。