2022年11月25日 12:46

モンジュードは、11月21日、AIによる自由記述のアンケート自動分類と集計作業(アフターコーディング)が可能なサービス「Senju」をリリースした。

同社のクライアントである調査会社へのヒアリングの中で、アンケートの自由記述のアフターコーディングは、人が読んで判断し、分類する必要があるため、時間とコストが膨大になるという課題があることを知った。加えてアフターコーディングは、件数が多いほど時間とコストがかかってしまうため、積極的に実施できないという課題があることに着目し、それらを解決するサービスである「Senju」のローンチに至った。

「Senju」を使うことによって自由記述(FA)で書かれた膨大なアンケート回答を自動的に分類することが可能になる。また、「Senju」による自動分類の精度は90%以上で、10万件以上のアンケートでも4日以内で納品可能だ(最終的な確認として人の目を通すことで100%の精度で納品する)。現在、「Senju」はモノやサービス、人などの一般名詞、固有名詞に対して自動分類が可能となっているが、今後は文章に対する自動分類サービスを展開する。日本語における文章の自動分類は非常に難しく、自然言語処理学会でも研究がされている。同社も独自に研究・開発を進めており、2023年1月頃には文章のアフターコーディングサービスをローンチする予定だ。

モンジュード