2022年11月25日 09:55

Nature Innovation Group(アイカサ)は、相模鉄道と連携し、11月30日より、相鉄本線17駅に傘のシェアリングサービス「アイカサ」を新規設置する。

「アイカサ」は、「雨の日を快適にハッピーに」と「使い捨て傘をゼロに」をミッションに2018年12月にサービスを開始した日本初の本格的な傘のシェアリングサービス。突発的な雨にもビニール傘をその都度購入せずに、駅や街中で丈夫なアイカサを借り、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに傘を返却することで手ぶらで便利に移動ができるのが特徴だ。

6月に相鉄グループの相模鉄道と相鉄バスより発表された、2021年度の駅や車内などでの忘れ物状況を取りまとめたレポートの忘れ物ランキングでは、傘が最も多く1万3643本(2020年度比約2.7%増)で、忘れ物全体の約22.5%を占めた。1日あたりでは約37本となり、2位の現金5559件(9.2%)を大きく引き離し、鉄道での業務やコスト負担として大きな問題となっている。なお、直近(2022年4・5月)と2020年の忘れ物数の同月比較では、約119.4%増となっており、今後コロナ禍から社会経済活動が回復することでその数は更に増加していくと予想される。

今回の連携により、コロナ禍が明けつつある昨今、相模鉄道で力を入れている「鉄道に乗る楽しみを増やす」取り組みと、移動が増えることにより増加する駅や車内での忘れ物傘の問題解決に貢献し、雨の日の快適な移動を実現していく。

設置場所は、相鉄本線17駅(30台)。

アイカサ公式HP