2022年11月24日 09:13

アスエネは、持続的なサプライチェーン調達のためのESG評価クラウドサービス「ESGクラウドレーティング(ECR)」をローンチした。

世界的な温暖化による影響から、気候変動対策の取り組みが加速している。また世界経済フォーラム発表の「グローバルリスク報告書」によると、世界で最も発生可能性が高く影響が大きいリスクに異常気象、気候変動対策の失敗、人為的な環境災害など、ESGに関連する課題が挙げられている。世界の機関投資家のESG投資額は2020年に35兆ドルに急激に増加、2025年には50兆ドルを超えることが予想されており、ESG評価が重要視されていることがわかる。機関投資家は、上場・大手企業に対してESGの開示と対策を要請し、大手企業がサプライチェーン全体にESGの取り組みの要請をし始めているが、サプライチェーンのESG評価には多大な労力と手間がかかっているのが現状だ。

「ECR」は、同社のCDP認定スコアリングパートナーとしての知見と豊富な実績を生かした、持続的なサプライチェーン調達のためのESG評価クラウドサービス。GRIや国連グローバル・コンパクト(UNGC)など、国際的なESGフレームワークに準拠した、信頼性が高いレーティングとスコアリングを通じて、企業のESG評価を可視化する。導入企業(バイヤーなど)は、改善計画に取り組むことで自社やサプライチェーン全体のESGの評価を改善・向上することができる。また、サプライチェーン企業に対しては、各サプライヤーの評価比較、一元管理、改善の働きかけなどが可能となる。

ECRサービスサイト