2022年11月04日 15:03

アイメイト協会は、10月23日、全国町村会館(千代田区永田町)にて、「第44回アイメイト・デー ~国産盲導犬第1号誕生から65周年・原点に立ち返る~」を開催した。

アイメイト協会は、国産盲導犬第1号のチャンピイを育成した塩屋賢一さんが創設。1957年に国産盲導犬第1号ペア(河相洌さんとチャンピイ)を送り出してから、今年で65周年を迎えた。同協会は、アイメイト(盲導犬)育成や視覚障害者への歩行指導を通じて視覚障害者の自立支援を行い、社会参加を促進している。これまで、同協会が送り出した使用者とアイメイトのペアは延べ1427組(11月4日現在)。同協会出身の犬は、「盲導犬」ではなく、「私の愛する目の仲間」という意味を込め「アイメイト」と呼ぶ。アイメイト歩行は、十分に歩行指導を受けた視覚障害者が主体となってアイメイトへ指示を出し、人と犬とが協同で安全な移動を実現している。

「第44回アイメイト・デー」では、全国各地で活躍するアイメイト使用者をはじめ、アイメイト後援会や奉仕家庭などの支援者の人々が、3年ぶりに一堂に会した。アイメイト・デーは、全国で活躍するアイメイトペアをはじめ、ボランティア、国・自治体の職員、議員、支援企業・団体など、アイメイトに関わる人々が集い、相互理解や社会啓発を図る催しで、1972年より取り組んでいる。今回の参加者は約230名。うち、アイメイト使用者は32名でだった。詳細は、後日アイメイト協会公式HPにて公開予定。

アイメイト協会公式HP