2022年11月01日 15:48

スタートラインは、11月1日、屋内農園型障害者雇用支援サービスIBUKIの20拠点目となる「IBUKI KITAMOTO FARM」を、埼玉県北本市に開設する。
企業は障害者雇用を進める上で一番の課題として「会社内に適当な仕事があるか」を挙げている。すでに内にある業務には一定程度の障害者が仕事に従事しており、これからは、これまでの考え方に囚われない柔軟な働き方が求められている。同社は、障害者雇用の新たな働き方として、2017年からIBUKIのサービスを開始した。IBUKIは、天候の影響を受けにくい屋内型農園を活用した、障害者雇用の仕組みをワンストップで提供するサービスだ。
企業に雇用された障害者は、植物装置が設置された執務スペースで、ハーブや葉物野菜、エディブルフラワー等の栽培品種の選定や育成に従事する。栽培した作物は、企業ごとの用途に合わせてハーブティーなどに二次加工をおこなわれ、ノベルティなどのプレゼントや社員に振舞われる。また、IBUKIの施設には、障害者雇用支援の専門的な知識を有した同社社員が常駐しており、多様な障害者が安心して働ける環境が整っている。企業にとって、IBUKIという雇用手段は選択肢の一つであり、多様な働き方がある会社にしていきたいという想いで、サービスを利用している。
稼働開始日は11月1日。所在地は埼玉県北本市東間7丁目225-1。