2022年10月27日 09:53

東日本旅客鉄道(JR東日本)とKDDIは、「空間自在プロジェクト」の一環で、10月26日から、離れていても同じ場所にいるかのようにチームでのコミュニケーションが可能になる「空間自在ワークプレイスサービス」を提供する。
昨今、テレワークの普及に伴い、メンバー間の会話が減少する、議論が深まらないなど、チームとしてのパフォーマンスの向上が難しくなっている。同サービスは、オフィス、自宅などのリモート拠点、東京駅などのアクセス至便な拠点間を接続することで、チームメンバー・共創先企業など、多様な相手とどこにいても同じ場所にいるかのようにコミュニケーションを図ることを可能にする。
利用形態や利用頻度に応じて選べる2つのプランを用意。「空間自在ワークプレイス」は、東京駅など、駅近くの好アクセスな拠点で利用できるサービス。「空間自在コネクター」は、ユーザーのオフィスなどの専有の場所で利用できるサービス。また、「空間自在ワークプレイス」と「空間自在コネクター」間の接続機能も予定している。従来のWeb会議システムに比べて、会話量が約48%アップすることが実証されており、生産性の向上が期待されるとともに、駅やオフィスなど多様な拠点が繋がることで、場所にとらわれないワークスタイルを実現できる。
料金(月額)は「ライトプラン」3万円、「レギュラープラン」5万円(すべて税抜)。展開エリアは、東京・高輪・横浜・大阪(今後も順次拠点を拡大予定)。開業は10月26日より順次。