2022年10月20日 15:28

アステリアは、海外投資家を対象としたIRコンテンツとして事業概要をカナダ人の落語家が英語の落語で紹介する「IR落語」を、同社公式YouTubeアカウントで配信開始する。

同社では、決算短信・説明資料等の英訳を通じて、当社の事業概要や決算概況における海外投資家の理解促進を図ってきた。2022年度からは決算説明動画の英語版にも着手するなど英語版コンテンツの充実を図り、世界中の投資家に向けた発信を強化する取り組みを展開している。

世界初となる「IR落語」は、海外投資家から同社へのより大きな親しみと興味を獲得するためのIR施策。第一弾の動画コンテンツでは、上方落語業界初となる外国人落語家の「桂 三輝(かつら さんしゃいん)」さんが、英語でジョークを交えた軽妙な落語を展開。同社の事業概要や将来性などを、笑いを誘うトークで分かりやすく説明する。

アステリアは東証プライム上場企業として、英文開示の強化に継続して取り組む方針で、招集通知や株主通信などでも英語化を順次実施していく。「IR落語」はこの一環で進めている同社独自のプロジェクトで、今後の決算発表に合わせて第二弾以降のコンテンツも制作していく計画。これらの取り組みを通じて、2023年度末時点での海外投資家による同社株式保有率を20%に高める目標を掲げている。