2022年10月07日 12:37

ノウタスは、果物農家の畑を簡単に果物狩り会場にし、顧客との直接の接点を創出することでファン・お得意様の獲得を支援する「クダモノガリプラス」事業をスタートする。

ノウタスは、デジタル技術と企画力を活かし、家族経営農家の課題を解決する(農をたすける)ことを目指している。「クダモノガリプラス」は、家族経営農家の畑をカンタンに果物狩り会場にすることのできるプラットフォーム。予約受付、入場管理、商品説明、決済など、果物狩りに必要な業務をスマホ上で一元的に管理することができる。

農家は畑の一部分を週末だけ観光農園として開放するなどし、煩雑な業務はシステムに任せて、消費者との交流など良質な接点に集中することができる。直接の接点を持ちファンを獲得できるというマーケティング効果に加え、消費者と顔を会わせて声を聞くことで農業のやりがいの再確認や事業の改善にも繋げられる考えだ。また決済には、体験してから価格を決められる「あと値決め」の仕組みを導入。消費者は参加した後に満足度や生産者への応援といった要素に応じて、価格を決めることができる。

今回、実証実験も含めた「クダモノガリプラス」のデモを、実際に消費者を畑に招き、長野県須坂市の岡木農園にて開催(開催日時:10月30日9時頃から)。今回のデモでは参加料金を「0円から」とし、参加者が果物狩りを終わった時に、いくらの価値を感じるのかということも調査する。

ノウタス