2022年10月06日 16:15
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ゴッホの自画像やマネのオランピアなど歴史的な名画に扮したセルフポートレイト作品で知られる、美術家の森村泰昌さん。京都市京セラ美術館で開催された森村さんの大規模個展「ワタシの迷宮劇場」の会場で使われた「膨大な量のカーテン」を、「展覧会終了後に、うまく活用できないか」というプロジェクト「アート・シマツ」がはじまる。

森村さんは、美術館での展覧会をぶじに終えて、いつも思うことが「もったいないなあ」だったという。ステキな展覧会が実現できて「作家としてのわたし」はうれしいけれど、後始末もせずにさっさと退散というのは、「人間としてのわたし」としては、なんだか悔いが残る。そこで、展覧会が終わった後の始末にも想像力をたくましくしてはどうだろうか、と考えた。こうして思いついたのが「展覧会の後始末計画」つまり「アート・シマツ」。

京都市京セラ美術館の個展会場は、「高さ5メートルのカーテン」によって、迷宮のように仕切られていた。カーテンの総量は、面積にして「約2500平方メートル」。本プロジェクトでは、展覧会場で使われた品質の高い遮光性生地で仕立てられたカーテンを、有効活用できる人に、経費を賄える価格+α程度で譲渡する。

展覧会が終わった後にも、「まだまだ、おもしろいことがつづく。」それが、森村さんのやりたいことの核であり、ほぼ日が共感した部分だという。まずは「自分だったら、こんなふうに使いたい」という希望やアイディアを募集する。詳しくはこちら