2022年10月04日 16:11

鉄道開業150年を記念し、鉄道開業時の1号機関車をイメージした「黒い山手線」をNetflixがジャック。10月1日より、Netflix人気作品14作品の世界観を楽しめる車両が山手線に登場する。

1号機関車(150形蒸気機関車)とは、1871(明治4)年製造。新橋~横浜間の鉄道開業時に際し、イギリスから輸入された蒸気機関車のうちの1両を指す。国鉄で使用ののち島原鉄道をへて、1936(昭和11)年から鉄道博物館(初代)で展示。1997(平成9)年に鉄道車両として初めて国の重要文化財に指定され、現在はさいたま市の鉄道博物館に展示されている。

このたび運行する車両は、1号機関車を想起させる黒色でフルラッピングされている。ヘッドマークと車体の各部には、鉄道開業150年の記念ロゴをあしらい、車体の各部にはNetflixロゴデザインが入る。ADトレイン(広告貸切電車)として展開し、人気Netflix作品の世界観を楽しめる空間を各号車に再現。乗客に、作品世界に入り込んだような乗車体験を届ける。

各車両での紹介作品は、「1号車」が「愛の不時着」「イカゲーム」「極主夫道」「浅草キッド」ほか。また「2号車、7号車」が「今際の国のアリス: シーズン2」、「3号車、8号車」が「リラックマと遊園地」、「4号車、9号車」が「ストレンジャー・シングス 未知の世界」など。「黒い山手線」(1編成)の運行期間は、10月1日~12月31日。