2022年09月30日 16:14

教育・ソーシャルビジネス分野で活動する特定非営利活動法人Colorbathは、9月30日より、ネパールのコーヒー生産地に「Share Village」をつくる挑戦をスタートした。

同法人は、2015年からネパールで「持続可能なコーヒープロジェクト」に取り組んできた。2021年1月には、210kgのコーヒーを初めて日本へ輸出。同年12月にはColorbathオリジナルの商品をオンラインにて販売開始した。一方で、「ネパール農家と日本との間で、支援する側と支援される側という分断を生んでいるのではないか」という疑問や葛藤も生まれはじめた。そこで、「内側に入って、多くの人と共に生きていく」ことをコンセプトとした「Share Village」構想を立ち上げ、クラウドファンディングをスタートする。

金額に応じて、4種類のリターン特典を用意し、また本プロジェクトに協力した人全員に、オリジナルデザインの「村民証」を送付。村民対象のさまざまなオンラインイベント・コミュニティに参加できるほか、ネパール・トゥロポカラ村を訪れた際の宿泊費・食費が無料になる。また農園バーチャルツアーや、農家とのオンライン交流/言語交流、コーヒーにまつわる勉強会なども予定。

コーヒーの生産プロセスをより持続的なものにすると同時に、途上国支援の在り方へ問いを投げかけ、人々がともに参画し、育てることができる拠点づくりを目指す。プロジェクト期間は9月28日~11月7日。詳しくはこちら