2022年09月29日 09:07

小田急電鉄は、10月22日、相模大野駅付近にある車両整備工場「大野総合車両所」で、「車両部品販売付き大野総合車両所見学ツアー」を開催する。

同企画は、中学生以上を対象に、車両整備工場の見学・VSE(50000形)との時間・車両部品の購入を楽しめる企画で、各エリアを堪能してもらえるように10名弱の小グループに分かれて案内する。車両見学では、検査を終えた車体と台車を大型クレーンで合体させる様子を見学できるほか、本物の通勤車両で車内アナウンスや扉開閉操作の体験、パンタグラフなどの車両機器を間近で見学できる。30トンを超える車体を寸分の狂いなく台車に降ろしていく作業員の緊張感を味わえるとともに、車両機器一つ一つの大きさに息を飲む時間を楽しめる。また、3月に定期運行を終了したVSEの外観や内装を撮影できるほか、VSE車内で車庫線内の独特な空間に浸りながら、お弁当を味わえる。

車両部品販売会では、5月に引退した通勤車両1000形の車両機器などを販売する。昔懐かしい幕式の行先表示器(方向幕)やマスコンハンドル、運転台の表示灯類や車号銘板などコレクターの心をくすぐる一品を多数用意。また、お土産に特急ロマンスカー・MSE(60000形)の座席に取り付けられている鉄製の手すりを用意する。

料金は1万5000円(税込)。実施日は10月22日。場所は大野総合車両所。

申し込みはこちら(9月29日12時30分から)