2022年09月29日 09:01

パナソニック エイジフリーは、介護用品販売店の営業活動に役立つ情報や業務効率化ツールの提供などを行うWebサイト「エイサポ」を10月1日に開設する。

介護保険指定事業者として、介護用品の販売やレンタルなどを行う介護用品販売店は全国に約7400店で、その約6割強が福祉用具専門相談員数3名以下の販売店となっている。こうした販売店ではメーカーとの接点が限定的であり、業界トレンドや商品に関する情報収集が課題となる場合がある。パナソニック エイジフリーが福祉用具販売店関係者435名を対象に実施した調査でも、約7割の人がメーカーに対し、商品やそれに伴う病状に関する知識を期待する一方で、営業職の約4割が「情報収集が追い付かない」「説明が難しい」と感じている。

そうした背景を踏まえ、介護用品のメーカー事業と介護用品販売店事業を併せ持つパナソニック エイジフリーの知見を活かしたコンテンツを掲載したWebサイトが「エイサポ」だ。パナソニック エイジフリーの介護用品販売店部門などから得た情報をもとに、顧客への提案に役立つトレンドや商品情報をまとめた「トレンド情報」や、ケアマネジャーの視点で介護用品販売店に求めることを発信する「ケアマネの本音」などのコンテンツを掲載していく。また、会員向けのコンテンツとして、介護用品販売店の営業が顧客に製品を提案する際、印刷するだけですぐに使える速攻提案書や、介護保険利用にあたって必要な書類作成が容易に行えるフォーマットなどの業務効率化ツールも展開する。

公開日は10月1日。

エイサポ