2022年09月22日 12:00

水鈴社とソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)は、次世代の文芸界を担う作家を発掘・育成するプログラム「『はじめての』文芸部」を創設し、9月21日より第1期部員を募集する。

「はじめての」プロジェクトは、島本理生さん、辻村深月さん、宮部みゆきさん、森絵都さんという現代日本文芸界を牽引する直木賞作家たちが、「小説を音楽にするユニット」YOASOBIとコラボレーションし、小説、音楽、映像など、さまざまなジャンルで作品を展開しながら物語世界をつくりあげていく企画。今回、同プロジェクトの新たな取り組みとして、作家を発掘・育成するプログラム「『はじめての』文芸部」を創設。若い世代へ向けた物語を創造する新たな才能を、出版業界・音楽業界横断で見出し、支援し、作品を世に届けることで、文芸の未来の活力となることを目指す。

物語を生み出す魅力を、できるだけ多くの人に体験してもらう機会とするため、応募はエンタテインメント小説であればジャンルを問わず、プロ・アマその他の資格も問わない。また、応募時に提出してもらうのは梗概と小説の冒頭部分。水鈴社およびSMEのチームYOASOBIが厳正な審査を実施し、部員を選出した後、水鈴社の編集者が小説を完成に至るまで執筆のサポートをする。完成した小説は、水鈴社より単行本として刊行する他、YOASOBIによる楽曲化を含むメディアミックスプロジェクトを、物語世界に相応しい形で模索する。第1期は、若干名を部員として迎える予定だ。

応募締切は2023年1月10日。

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