2022年09月22日 12:00

ナインアワーズは、運営するカプセルホテルにおいて、睡眠解析サービス「9h sleep fitscan」の設置店舗の拡大と、静音性を高めた新型カプセル「9h sleep dock」の運用を開始する。

同社はカプセルホテル「ナインアワーズ」を全国14店舗、その他ホテル5店舗を運営している。ナインアワーズは2021年12月より睡眠解析サービス「9h sleep fitscan」の提供を開始した。同サービスはカプセルの形状を活かし、宿泊中の睡眠データを赤外線カメラ・集音マイク・体動センサーで収集し、解析するもの。これまで累計1万件以上の睡眠データを解析し、宿泊客の睡眠の質(いびき、呼吸状態、心拍など)を睡眠レポートの形式で配信している。今回、同サービスの提供店舗を2店舗(213床)から4店舗(359床)に拡大し、睡眠解析をより身近にするとともに、月間ベースで1万件以上の睡眠データの解析を実現して行く。同サービスの提供店舗は、既存が「ナインアワーズ赤坂・スリープラボ」「ナインアワーズウーマン新宿」、新規が「ナインアワーズ大手町」「ナインアワーズ水道橋」。

また、「ナインアワーズ大手町」では、室内の静音性を高めた新型カプセル「9h sleep dock」の運用を一部フロアで開始(計8床)。ヤマハ発動機との共同開発で、これまでロールカーテンで閉じていたカプセルの入り口部分を、防音性能に優れたハッチ型の扉にアップデートした。カプセル内に静音空間を実現することにより、宿泊客の快適な睡眠を促す。

ナインアワーズ