2022年09月22日 12:00

長野県千曲市は、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング「未来のために子どもたちが考え、選んだ大型遊具に支援したい~戸倉に活気を取り戻そうプロジェクト~」の受付を9月16日より開始した。

千曲市は、長野市の南、善光寺平の南端に位置し、東西を山々に囲まれ、市の中央を千曲川(信濃川)が流れている。市の北部には上信越自動車道と、中央自動車道につながる長野自動車道とを結ぶ更埴ジャンクションがあり、県内高速交通網の要衝だ。人々の暮らしや文化、景観など地域の宝を次代に伝承し、更に新たな文化を創造する「文化伝承創造都市」を目指している。

今回の事業までの経緯は、地元の小学生が地域学習の成果を発表する場において、当時5年生の児童たちが地域活性化策として公園への大型遊具設置を提案。提案を受けた市は、児童たちにアンケートを実施し、大型遊具の案を複数提示したうえで話し合いを重ね、児童たちの投票によって設置する遊具を決定した。選ばれた遊具には、児童たちの「ふるさとの自然の中で、のびのび遊べる公園を未来の子どもたちに残したい」という思いが込められている。こうして子どもたちが思い描いた「ふるさとの未来」を実現するために、クラウドファンディングにより設置に係る資金調達を図ることとした。支援された寄付金は、大型遊具の設置費用に充てる(目標金額に達しなかった場合でも大型遊具は設置する)。

目標金額は130万円(総工費1243万9900円)。受付期間は9月16日〜12月14日。

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