2022年09月21日 19:54

福島市の繁華街で居酒屋を経営する「炉端酒家たすいち」と「母家たすいち」は、3号店となる「たすパン」を5月に福島市新浜町に開業した。テイクアウト専門でパンやドリンクなどを販売してきたが、9月下旬には新たにカフェスペースをオープンし、炭焼きハンバーガーやコーヒー、軽食メニューの提供を開始する。

たすパンのこだわりは、パンの生地に北海道産の小麦100%と天然酵母を使っているところ。店内キッチンで1日に何度も焼き立てを提供する。「美味しくて体にも優しい、赤ちゃんや子どもにも安心して食べさせられるパンを作りたい」という想いで毎日パンを焼いている。

居酒屋「たすいち」の1号店と2号店は炭焼きを売りにしている店。3号店「たすパン」も炭焼きと自家製パンを組み合わせ、強みを活かしたメニューを展開する予定だ。利用客の目の前のオープンキッチンで炭焼き調理するので、ライブ感も楽しんでもらえる。7月末~9月末までは福島市の桃をフックにしたキャンペーン「ふくしまピーチホリデイ2022」に参加し、「まるごと!!ももスムージー(580円/税込)」と「ピーチパイ(300円/税込)」を販売している。※スムージーは桃が収穫できる期間のみ提供。予告なく終了する場合あり。

また、DMO福島市観光コンベンション協会が開発した、福島の旅の思い出を残せる「トラベルノート作成キット」もカフェスペースに設置予定。こうした取り組みを通して、地元の方はもちろん、県内外の人にも喜んでもらえるような店舗づくりを進めている。

「たすパン」カフェスペースのオープンは9月下旬。