2022年09月21日 15:51

ミマキエンジニアリングは、フルカラー3Dプリンタのエントリーモデル「3DUJ-2207」に新しくアカデミックパックを設定し、大学・高校・専門学校などの教育機関向けに販売を開始する。

同社では数多くの教育機関に各種インクジェットプリンタ、カッティングプロッタを採用されており、高い性能と使いやすさに高い評価を得ている。2021年1月に販売を開始した小型フルカラー3Dプリンタ「3DUJ-2207」においても、導入の約30%が学校・公共機関が占めている。そこで今回、かねてより要望があったアカデミックパックを「3DUJ-2207」にて用意する。

今回提供を開始するアカデミックパックは、3Dプリンタ「3DUJ-2207」本体に設置専用台や初期費用、保守契約などが含まれる教育機関向け専用のパック。保守契約の期間は、1年、3年、5年の3種から選択可能。3Dプリンタ本体「3DUJ-2207」はUV硬化インクジェット方式により、1000万色以上のフルカラーと高精細造形を実現する3Dプリンタ。クリアインクを使用する事で透明色の表現や、クリアインクとカラーインクを併用する事で色付きの半透明色(スケルトンカラー)の表現も可能。サポート材には、造形物のサポート除去にも優しい水溶性サポートインクを採用しており、形状が複雑な高精細造形物でも容易に除去が可能だ。本体の外形寸法はW1355mm×D1290mm×H856mmで、重量は140kgと搬入経路や設置スペースに制約のある環境でも利用できる小型設計となっている。

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