2022年09月09日 15:53

Visit Finland(フィンランド政府観光局)は、人工知能AIで紅葉の予測が可能な新しい紅葉ライブマップ「Autumn Foliage Live Map」を、8月24日より提供開始した。

紅葉はフィンランド語では「ruska」(ルスカ)と呼ばれる。紅葉ライブマップ「Autumn Foliage Live Map」は、ルスカの状況をAIで予測し、その結果を使いやすいマップビューで表示。フィンランドでいつ、どこを旅行すれば色鮮やかな紅葉が見られるかがわかる。本サービスは、フィンランド全土の道路カメラなどのデータを活用し、ルスカの進行状況を表示したもの。AIが情報を処理・改善し、天気予報を活用しながら、南のHanko(ハンコ)から北のEnontekiö(エノンテキオ)までの紅葉の動きを、リアルタイムで視覚的にガイドする。

ルスカは約4週間の速さで、北から南に合計1157kmある国土を色付けていく。ラップランドでは、ルスカの木の葉だけでなく、落ち葉の色合いも存分に楽しめる。そのほか9月から10月にかけてフィンランドの国土は、落葉樹や低木の葉が黄色、赤、オレンジの秋色などの鮮やかな色合いに変化し、冬に備える時期を迎える。

技術パートナーやマーケティングパートナーと共同で開発された本サービスにより、紅葉の最新状況を旅行者に提供することが可能に。魔法にかかったような風景を作り出すフィンランドの秋と、またたく間に広がる華やかな色彩を楽しめる。