2022年09月07日 12:36

インフォメティスは、企業の脱炭素経営を支援する「非化石証書代理購入サービス」の提供を開始する。

「非化石証書」とは、C02を排出しない太陽光や風力発電などの非化石電源から発電された電気の「環境価値」のみを取り出し、それを示す証書。この「非化石証書」は、非化石価値取引市場で売買されている。取引される「環境価値」は他に、J-クレジット、グリーン電力証書などがあるが、非化石証書の特長は、売入札量が多いことや取引価格が安価といったことが挙げられる。「非化石証書」を購入した企業は実質的に非化石電源を使っているとみなされる。また、非化石証書の売り上げは、FIT制度による再エネ賦課金の国民負担の軽減や、非化石電源の設備投資・利用促進に充てていくこととされており、脱炭素を考慮した抜本的な問題解決につながる。

今回、電力プランを変更せずに、再生可能エネルギーを利用したい企業のニーズに応えるため、非化石証書を通じて脱炭素経営を支援する「非化石証書代理購入サービス」を開始。同サービスで取り扱う非化石証書は、2021年11月に創設された再エネ価値取引市場から調達するため、全て再生可能エネルギー由来の証書となる。

料金は、対象となる電力使用量(kWh)に応じて見積もり。サービス開始日は9月7日。入札時期は、毎年2月、5月、8月、11月(計4回)。

非化石証書代理購入サービスHP