2022年08月23日 11:38

IoT・AI遠隔点検サービス提供のLiLzは、新たにランプ型メーター読み取りAI(ランプ型AI)をβリリースした。LiLz Gaugeが提供するAIはこれで7種類となる。今回のリリースで、受電設備やプラント系の動力盤などになどによくある表示ランプのON/OFF検知などに対応し、あらゆる分野の点検の業務効率化により一層貢献する。

オフィスビルの施設管理、産業ガス、化学プラントなど、私たちの日常を支える様々な施設は、維持管理のために目視の巡回点検が必要。LiLzが提供するIoT・AI遠隔点検サービス「LiLz Gauge」は、目視の巡回点検における業務の大半であるアナログメーターの読み取り業務をリモート化・効率化することができる。

これまで、円型・矩形型・ナナセグ型・カウンタ型・レベル型・フロート型という6つの形状の対応したAIをリリースしていたが、今回ランプ型AIをリリースした。今回のリリースにより、表示ランプのON/OFFを検出することが可能になった。

このランプ型AIはシンプルであるため、応用範囲が広く、さまざまな用途での導入が期待できる。導入例としては、煙突の煙の色をチェックし不完全燃焼を点検する、特定場所の水漏れがあるかどうかを点検する、農作物の色づきを監視する、など。今回リリースしたランプ型AIは、LiLz Gauge Starter Kitで手軽に検証することができ、オンボーディングでサポートする。