2022年08月18日 09:57
関西エアポート神戸は、8月22日より、神戸空港で遠隔対話ロボットによる、空港内店舗における接客および商品販売促進の実証実験を実施する。
同実証実験は、サイバーエージェントの研究開発組織「AI Lab」と大阪大学大学院基礎工学研究科により、ムーンショット型研究開発事業の一環である「ロボットによる次世代サービスの実現」をテーマとした実証プロジェクトとして行われるもの。2021年9月に実施した遠隔対話ロボットによる案内・接客の実証実験に続く、第2弾の実験となる。
ムーンショット型研究開発事業は、超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的な研究開発を推進する制度。「AI Lab」と大阪大学大学院基礎工学研究科の共同研究講座では、石黒浩教授がプロジェクトマネージャーとして推進しているプロジェクト「誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現」の一環として、現時点での最新技術によるアバターロボット接客の実現可能性と課題の模索を目的に、様々なフィールドで実証プロジェクトを進めている。
今回の実証実験では、空港内店舗に設置された遠隔対話ロボットを通して接客と店舗内商品の推薦を行い、顧客に楽しんで買い物をしてもらうとともに、商品の販売促進に貢献することをめざす。
期間は、8月22日~9月16日各日14時~19時。場所は、神戸空港ターミナルビル2階 関西旅日記(関西みやげ店舗)。