2022年08月15日 09:12

一般社団法人NIMO ALCAMO(ニモアルカモ)は、休職中・離職中の人がキャリア支援などのサポートつきで飲食店を運営する就労支援プログラムを実施し、8月17日より2つの飲食店「空白冰菓店」「休息日のバター」をオープンする。

NIMO ALCAMOは、コロナ禍の環境変化などにより休職中・離職中の人を対象に、空き店舗を間借りして飲食店で働くことを試す「しごとの間借りプロジェクト」を6月より運営している。これは、飲食店の空いている時間帯を間借りし、専門家のサポートを受けながら「アルバイトとボランティアのあいだ」という独自のワークシェア制度で飲食店を運営するプロジェクト。場所を間借りするように、「しごとを間借り」することで、さまざまな働き方の相性を試し、リワークのきっかけをつくる。

6月より7名のメンバーが参加し、かき氷とカレーの2チームに分かれて商品開発を重ねてきた。メンバーがゼロから立ち上げた店舗が、台湾かき氷専門店「空白冰菓店(くうはくひょうかてん)」、バターカレー専門店「休息日のバター」としてお盆明けからオープンする。「空白冰菓店」で提供するのは、「雪花冰(シュエファービン)」という氷自体に味がついている台湾のかき氷。「休息日のバター」の提供メニューは、バターチキンカレーとインドのデニッシュパン「パラタ」のセットだ。

オープン期間は10月上旬までの約2カ月間。週1回の店舗営業を行う。間借り先は、「空白冰菓店」のがみ歯科医院(大阪市東住吉区桑津3-1-22)、「休息日のバター」nimo alcamo(大阪市東住吉区南田辺1-1-10)。

詳しくはこちら