2022年08月05日 12:20

双葉郡地域観光研究協会(F-ATRAs)は、福島イノベーションコースト構想推進機構ふくしま12市町村移住支援センターと連携し、「原子力災害から立ち上がる地域再生の物語 ふくしま12市町村の歩みと挑戦」と題して、地域の現状や挑戦を続ける人々・企業と触れあえるツアーを実施する。

福島12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)は、東日本大震災及び原子力災害の影響により社会的・経済的に特に強く影響を受けた地域だ。しかし震災から11年が経過し、徐々にではあるが避難指示等の制限が解除され、まちの賑わいや人々の生活の営みが戻りつつある。現在は地域再生に向けてさらに歩みと挑戦を進め、交流人口・関係人口の拡大を図っている。こうした地域の課題に対し、福島12市町村の移住・定住を促進しているふくしま12市町村移住支援センターと、観光から地域再生・活性化を目指しているF-ATRAsが連携し、地域密着型の移住体験ツアーを企画・実施する。

今回のツアーでは、福島12市町村の「現在のリアル」を知ってもらい、そこに息づく地域再生の物語の読み手から語り部になってもらうことを目的としている。参加者の人々に福島12市町村を好きなってもらい、さらには「住みたい!」と感じてもらえるきっかけづくりとして、先輩移住者との交流や地域資源の紹介だけではなく、具体的に移住をイメージ・検討できるように住まいや仕事、暮らしの相談窓口とも直接繋ぐ。

旅行代金は5000円(税込)。開催日程は8月27日・28日。申込締切日は8月18日。

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